【オンライン】第4回ヘッド・ディスクWGワークショップ
【オンライン】第4回ヘッド・ディスクWGワークショップ
『 HAMRの温度を考える 』
第4回のテーマは多数のご希望をいただいたHAMR、特に温度に注目しています。HAMRの主要な問題点は信頼性と低BPIでどちらも温度と関係があると考えるからです。
前半の発表はBPIと温度の関係が含まれると思います。後半の発表は直接信頼性に関するものではありませんが、信頼性に関係するディスク温度を低下させる有力な方法と期待しています。
共にHAMRの進化に必要となるキー技術ですので皆様のご参加をお待ちしております。
参加ご希望の場合、以下 記載し事務局(headdisk@idema.gr.jp)までご返信ください。
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カテゴリー: 会員 or 非会員
※非会員の方には、ご請求書をPDFにてお送りいたします。
郵送希望の場合は、下記ご住所情報の記載お願い致します。
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- 日 時
- 2025年07月18日(金) 10:00~12:00
- 場 所
- Zoomによるオンライン開催
- 参加費
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WG : IDEMA会員* 無料 一般(非会員) 10,000円 講演資料: IDEMA会員 ダウンロード可 一般(非会員) ダウンロード可
キャンセルの場合は、開催の1週間前までにご連絡ください。
■講演終了後に、公開可能な資料のみ公開いたします。各自必要な方はダウンロードしてください。
※参加されない方への資料転送、複写はご遠慮ください。
開会挨拶
Innovation委員会 委員長 日本発条株式会社 半谷 正夫 氏
- 10:00-11:00
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HAMR Technology: Past, Present, and Future Outlook
Western Degital Cooperation (WDC)
Senior Director, Hardware development Engineering,
Barry C. Stipe 氏
Chris D. Keener 氏 、Pierre-Olivier Jubert 氏Heat Assisted Magnetic Recording (HAMR) is revolutionizing the way data is written in HDDs by using a plasmonic antenna to focus optical power from a laser onto a recording disk. The resulting heating of an ultra high anisotropy and small grain recording media (FePt ordered alloy) defines the location of the written bits and allows for dramatically higher storage densities compared to conventional recording. In this talk, I'll give an overview of HAMR technology and explain some of the main improvements needed as we bring HAMR to market, especially in the areas of antenna reliability and areal density improvement. In HAMR, the FePt switching field distribution (SFD) can be accurately measured in recording experiments and is critical for reducing written-in jitter and increasing areal density. I will explain how reducing SFD lowers the optimum laser power and increases track density.
- 11:00-12:00
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レーザー熱低減および記録密度向上へ向けたスピントルクHAMR媒体の材料設計と原理実証
NIMS
磁性・スピントロニクス材料研究センター 磁気記録材料グループ 主幹研究員
磁性・スピントロニクス材料研究センター データ創出・活用型磁性材料研究拠点
材料創製グループ
磯上 慎二 氏2020年にシーゲート社が初めて市場投入したHAMR方式のHDDは現在、量産化が始まっている。一方でレーザーによる媒体表面ダメージの懸念や更なる記録密度の増大が課題とされている。 本研究ではレーザー熱勾配で自己誘起されるスピントルク現象を記録動作に反映する観点から解決を図ろうとしている。 これは現行HAMR方式の先進型ともいえるスピントルクHAMR媒体のコンセプトである。 本講演ではスピントルク発生原理、積層材料設計、HAMR動作を模したポンププローブ法による実証実験などを説明し、最後に今後の展望を議論する。